東京ディズニーランドと「Sadaharu AOKI paris」のコラボレーションメニュー
開発者インタビューを大公開!(後編)

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みなさん、こんにちは。
 
さて今回は、東京ディズニーランドと「Sadaharu AOKI paris」のコラボレーションメニューを開発した、東京ディズニーランドのシェフパティシエである五十嵐豊氏と、「サダハルアオキ」のパティシエである青木定治氏へのインタビューの後編をお届けします!前編は7月20日に公開しましたので、ぜひ先に読んでみてくださいね。
>>前編はこちら 

今回は、試行錯誤したポイントや、お二人のお気に入りのメニューなどについてうかがった内容をご紹介します♪


― 東京ディズニーランドと「サダハルアオキ」、2つの要素が融合されたラインアップですが、試行錯誤されたメニューはありますか?
 
五十嵐:1つ目は、“スペシャルソフトクリーム”ですね。「サダハルアオキ」を代表するケーキを東京ディズニーランドで人気のソフトクリームで表現した、まさに今回のコラボレーションにふさわしいメニューだと思っています。
6月まで販売していた抹茶のフレーバーは、「サダハルアオキ」の“バンブ―”をオマージュしているのですが、甘いだけでなく抹茶独特のコクや苦みも楽しんでいただける絶妙なバランスにするために、抹茶の含有量を多くするなどの工夫をしました。現在販売中の“スペシャルソフトクリーム”は、「サダハルアオキ」の“チーズケークシトロネ”をイメージし、チーズの濃厚な口どけにレモンの酸味が全体を引き締める、上品な味わいに仕上げています。ケーキのリッチな味わいを、ソフトクリームという手軽なメニューでどう表現していくか、今後も工夫を重ねながら開発をしていきたいと思っています。

スペシャルソフトクリームの画像

2つ目は、“抹茶クリームとチョコレートのクロワッサン”ですね。普通の見た目ではつまらないと思い、トレンドでもある2層のクロワッサンにしようと思いつきました。
生地は、「サダハルアオキ」のレシピを参考にしていますが、日本とフランスでは気温や湿度などの環境が異なるので、フランスで作るときのレシピとまったく同じだと微妙に味が変わってしまうんです。
そのため、日本の環境下でも美味しく作れるようレシピの調整は綿密に行いました。
また、生地とクリームのバランスも工夫しています。口にしたとき、まずは生地の小麦粉とバターの風味をしっかり楽しんでほしいと思ったので、あえてクリームをぎっしり詰めることはしなかったんです。食べ進めると抹茶のクリームが出てきて、二度美味しくなるようにしているんですよ。

クロワッサンの画像

 
― まさに、計算しつくされたメニューなのですね。青木さんは、全体的な開発の過程において、五十嵐さんに対しどのようなアドバイスをされましたか?
 
青木:五十嵐さんは私のレシピに対する理解がとても深かったので、何か少し私がコメントしたことがあればすぐにメニューに反映してくれました。ですので、あまり細かいアドバイスはしませんでしたね。
最初に試作品を見せてくれたときから、フランス菓子の醍醐味である口どけのなめらかさや、食感のアクセントなどが感じられ、素晴らしいなと思いました。
また、先ほど五十嵐さんもおっしゃったように、日本とフランスでは製造する環境が異なるので、レシピのアレンジが必要でした。さらに東京ディズニーランドでは1日に多くのゲストのみなさんへ提供する必要がありますが、クオリティもしっかりと保てるレシピに五十嵐さんがアレンジしてくれましたので、大変感心しました。
 
インタビュー中の画像
 

― より良いメニューにするためにさまざまな試行錯誤があり、お二人が二人三脚で開発されたことが伝わりました。では、五十嵐さん、お話に出てきた“スペシャルソフトクリーム”と“チョコレートと抹茶クリームのクロワッサン”以外のメニューのポイントも教えてください。
 
五十嵐:はい。まず“スペシャルデザートプレート”は、「サダハルアオキ」で人気の“デギュスタシオン”のスタイルをパークでも体験していただきたいという思いで考えました。そこに東京ディズニーランドらしさを加えたかったので、オリジナルフレーバーとしてディズニー映画『美女と野獣』を連想させるフレーバー“ローズ&ルビーチョコレート”を開発しました。お食事の最後にふさわしい、華やかなプレートに仕上がったと思います。

デギュスタシオンの画像

次に“紅茶スムージー”ですが、まずはドリンクメニューをラインアップに入れたいと思いました。次に、映画『美女と野獣』のテーマを考えたときに、映画のキャラクターであるポット夫人が思い浮かびました。ポット夫人といえば紅茶、そして「サダハルアオキ」の紅茶セレクションの中で人気のフレーバーと言えば“スペシャルアオキ/ポム・キャラメル”・・・というように連想していき決まったメニューです。紅茶の上質な香りの豊かさだけでなく、紅茶のゼリーを入れると食感の変化も味わえます。ぜひ“飲むスウィーツ”として楽しんでいただきたいです。

紅茶のスムージーの画像

“キャラメルガナッシュサンド”は、「サダハルアオキ」らしい食材であるチョコレートの中から、絶妙な柔らかさのキャラメルが出てくるところがポイントです。このようにガナッシュがたっぷりサンドされたスウィーツは珍しいので、東京ディズニーランドでしか味わえない一品だと思います。

キャラメルガナッシュの画像

最後に“タルトカンパーニュ(エッグと4種のキノコ)”ですが、映画『美女と野獣』のベルが暮らす田舎町をイメージした、ノスタルジックで素朴な味わいを「サダハルアオキ」独自のパイのレシピで表現したメニューです。バターのよい香りが強く感じられるので、ぜひそこを味わっていただきたいです。
 
タルトカンパーニュの画像


― どのメニューも、レシピや食材にとても強いこだわりが込められているのですね。青木さんは、実際にメニューが完成したときどのように感じましたか?
 
青木: 今回のコラボレーションメニューは、一切妥協をせずに開発を行ってきましたので、完成したときはとても手ごたえを感じました。いままでにないメニューに仕上がり、必ずゲストのみなさんに楽しんでいただけると思いましたね。食材も、例えばバターひとつとってもフランス産のものを使用していたりするので、上質な味わいを感じていただけるのではないでしょうか?また、東京ディズニーランドは、「サダハルアオキ」よりも多くの子どもたちが訪れる場所です。子どもの頃の特別な食体験は、大人になってからも記憶に残ると思うので、ぜひお子さんたちにも召し上がっていただきたいです。
さらに、コラボレーションメニューを発表したあとは、SNSなどで多くの方が楽しみにしてくれている様子が伝わってきて、私もとてもうれしく感じましたね。

 
― では最後に、お二人それぞれが特にお気に入りのメニューがあれば教えてください。

五十嵐:うーん…どれも思い入れがありますので、選べないですね。ただ、じつは“抹茶クリームとチョコレートのクロワッサン”は最初の試作の段階では日本の環境に合わせたレシピが完成していなかったので、試作品を食べた青木さんからダメ出しをいただいた苦い思い出があります。そういう意味では、特に思い入れがありますね(笑)
 
青木:“キャラメルガナッシュサンド”が特にお気に入りです。試作品ができたときは、美味しすぎてつい何個も食べてしまいました!中から絶妙な柔らかさのキャラメルが、とろっと出てくるところがおすすめのポイントですね。
 
 
さて、2回にわたりお二人のインタビューをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
メニュー開発に込められた思いやこだわりをたっぷりとうかがうことができました。東京ディズニーランドに遊びに来た際には、ぜひ今回のコラボレーションメニューを体験し、お気に入りを見つけてみてくださいね。
 
>>東京ディズニーランドと「サダハルアオキ」のコラボレーションメニューについて、くわしくはこちら

 

Food Division A.N.

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