みなさん、こんにちは。
私は、東京ディズニーシーにあるアトラクション「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」のキャスト、高部です。
今回は、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」の見どころをご紹介します!
「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」はアメリカンウォーターフロント・ステーションとポートディスカバリー・ステーションを結ぶ片道の高架鉄道です。
20世紀初頭の伝統的な電動式トロリー電車で、クラシカルな車両のデザインはかつてアメリカを走っていた公共交通機関がモデルになっています。
アメリカンウォーターフロント・ステーション2階の駅長室には、当時の写真が飾られているんですよ。
車体は赤と青で彩られ、アーチ形につくられた大きな窓からは東京ディズニーシーの素晴らしい景色を眺めることができます。
20世紀初頭、アメリカの大都市では人々を円滑に運搬する方法が模索され、「トロリー」と呼ばれるセミオープン式の小型電車が運行されるようになりました。
また、ガソリンで動く自家用車が道を走り始めるにしたがって、交通渋滞が問題になっていきました。そこで、ニューヨークのような都市では高架の線路が建設され、トロリーは街の道路ではなくその上を走るようになったというわけです。
駅はアメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーにあり、どちらも個性豊かな駅舎。
アメリカンウォーターフロント・ステーションはデランシーストリートに面した場所にあり、駅構内にはチラシやポスターがたくさん貼られています。
ポートディスカバリー・ステーションは空想未来風の駅舎で、未来の空想都市やさまざまな形をした陸、海、空の乗り物が描かれた大きな壁画が飾られているので、立ち寄った際にはぜひゆっくり見てみてくださいね。
私は高架の上を走る電車から、パークを歩く楽しそうなゲストの姿を見るのが大好きです。
「あのゲストはこれからどこに向かうのだろう?」「何を食べてきたのかな?」などと想像を膨らませながら、これから一層楽しい冒険をしてほしいという気持ちを込めて、いつも車内からたくさん手を振っています。
すると、嬉しいことに大勢の方が気づいて手を振り返してくれるんです。
時には電車が大好きなお子さんが橋の上で待っていて、電車が通るたびに何度も手を振ってくれることもあるんですよ。
手を振ったら誰かが手を振り返してくれる。当たり前のようですが、なかなか普段の生活では得られない感動がそこにあると思います。
みなさんも電車に乗ったらたくさん手を振ってみてください。
そして、夜の「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」も魅力的!
トロリーから見える、パークに散りばめられた無数の柔らかな光を眺めながら、優雅なひとときをお楽しみください。
最後に、私がこのアトラクションの中で一番好きな景色をご紹介します。
それは、ポートディスカバリー・ステーションからの景色です。
アトラクション「アクアトピア」や「ニモ&フレンズ・シーライダー」の全景と港を守る巨大な水門、そして遥かなる水平線までもが一望できる絶景なんです!
ここでしか出会えない景色で、西日が差すと海がキラキラと輝いて最高です。
東京ディズニーシーに遊びに来た際には、ぜひ「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」をご利用ください。みなさんのご乗車をお待ちしています!
>>「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ(アメリカンウォーターフロント)」はこちら
>>「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ(ポートディスカバリー)」はこちら
Operations Division K.T.
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