みなさん、こんにちは。
私は、東京ディズニーランドのトゥモローランドにあるアトラクション「スティッチ・エンカウンター」でスティッチ・モニターステーションの職員をしている水出です。
明日は6月26日ということで、スティッチこと「試作品626号」にちなんで「スティッチ・エンカウンター」をご紹介します。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、スティッチは、銀河連邦の中心的科学者ジャンバ・ジュキーバ博士による違法な遺伝子実験で作られた、破壊本能を持つ小さなエイリアンです。
スティッチはいま、故郷の銀河連邦を飛び出し、新たな故郷である地球のハワイで暮らしています。
そんな、ハワイに住むスティッチを見守る施設として作られたのがスティッチ・モニターステーションで、ここでの運営は、地球に住んでいる私たち職員に任されています。
私たちは、スティッチがいつもいい子にしているか、トラブルに巻き込まれていないか、定期的にモニターしています。
スティッチのモニターに使われているのが、最新技術を駆使して開発した浮遊型観察データ収集機、P.H.O.O.G.(フーグ)です。
P.H.O.O.G.には、青いものやスティッチの声に反応できるよう、五感機能を搭載したGPSがついているのですが、ここで問題です!
ここでいう「GPS」とは、なんの略でしょうか?
①Global Positioning System
②Galactic Placement of Stitch
③Galactic Positioning of Stitch
正解は、②の、Galactic Placement of Stitchです!
P.H.O.O.G.に搭載されたGPSは、スティッチ専用のものなんです。
全1401機のP.H.O.O.G.が地球や宇宙を飛び回り、24時間体制でスティッチの様子をモニターして、私たちに送ってくれます。
スティッチ・モニターステーションでは、P.H.O.O.G.(フーグ)を使ってスティッチの現在位置を確認し、その場所にいるスティッチの姿をみなさんに見ていただけるんです!
P.H.O.O.G.からの情報は、オブザベーションルームにあるコンピューターに送信されます。
スティッチがトラブルに巻き込まれてしまったときは、オブザベーションルームから助けてあげることもできるんですよ。例えば宇宙船でお散歩中に迷子になってしまったときには、ナビゲーション修正プログラムを遠隔で起動して、無事に帰れるようにすることができます。もちろん、トラブルはない方がいいんですが・・・スティッチのことですから何があってもおかしくないので、私たち職員はいつでもトラブルに対応できるよう構えています。
スティッチは、みなさんがモニターに参加してくれるのをいつもとっても楽しみにしています。
もしかしたらスティッチと、お話しできるかもしれませんよ♪
銀河連邦職員一同、みなさんのお越しをお待ちしています!
>>アトラクション「スティッチ・エンカウンター」についてはこちら
Operations Division K.M.
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