ミステリアスアイランドに関するちょっと細かいストーリー:その1

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みなさん、こんにちは。

突然ですが、「無線送電」とか「ワイヤレス電力伝送」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、いわゆる“電線”を使わずに、電力を無線で飛ばす技術のことです。一昔前なら考えられなかったことですが、宇宙空間で太陽光発電をして、発電した電力を地球に送るなんていう研究も実際に行われているんです。
今日のブログでは、ミステリアスアイランドの「無線送電」にまつわるストーリーをお届けします。

ミステリアスアイランドの夕景画像

轟音とともに噴火を繰り返すプロメテウス火山。水をたたえるカルデラの内部には、謎の天才科学者ネモ船長の驚異に満ちた秘密基地が隠されています。

時は1870年代。長い間、外界との接触をたっていたネモ船長は、自らの発見を選ばれた一部の人々と共有しようと決意。ネモ船長は世界中から招待した科学者や研究者たちを、神秘に包まれた地底や海底の冒険へといざないます。

「・・・で、“無線送電”の話は?」ということですが、まずはここで見ていただきたいものがあります。この機械です。

「ヴォルケイニア・レストラン」の店内にある地熱発電機の画像

これは「ヴォルケイニア・レストラン」の中にある地熱発電機。
すぐそばには、発電した電力を島の各所に送るための変圧器があります。上部に青く光るコイルがありますよね?ここからミステリアスアイランド内に電力を飛ばしているんです!

変圧器の画像

こちらの2枚の照明器具の写真を見てください。

ミステリアスアイランドの照明の画像1

ミステリアスアイランドの照明の画像2

これらの照明器具にはある決定的な違いがあるのですが、なにかわかりますか?
そうです!1枚目の写真の照明器具には電線がついていて、2枚目の写真の照明器具には電線がついていないんです。
ミステリアスアイランドで見られる“電線がついていない照明器具”は、ネモ船長の発明品です。このタイプの照明器具は、「ヴォルケイニア・レストラン」にある変圧器から空気中を伝わって送り出される電気エネルギーを直接光に変えているんです。照明器具のうしろにある青く光るコイル、ここで電気エネルギーを受け取っているというわけです。

この照明器具のほかにも、ミステリアスアイランドで目にする機械や装置はほぼすべて、ネモ船長自身が創り出したものなんですよ。

1870年代にすでに「無線送電」を考案しているとは・・・ネモ船長は本当におそるべき天才科学者ですね。

ミステリアスアイランドの夜景の画像

いかがでしたか?
ストーリーをくわしく知れば、次にミステリアスアイランドを訪れたときに、より深くネモ船長の世界に浸って楽しめるはずです!
来月、また続きのブログをお届けしますね。


>>ミステリアスアイランドについてくわしくはこちら

 
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