みなさん、こんにちは。
今日は、時代とともに変化を遂げてきたレストランを、東京ディズニーシーから2つご紹介します。
はじめにご紹介するのは、テーマポートのひとつであるメディテレー二アンハーバーの丘に建つイタリアンレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」。
じつはこのレストラン、元々はワインとオリーブオイルの製造所だったんですよ。ご存じでしたか?
レストランの名前にも入っているザンビーニ家は、この港町の大地主。
ザンビーニの3兄弟、プリモ、アントニオ、エンリコたちが、ワイナリーのひとつをレストランに改装し、自分たちの好物であるピッツァやパスタを振る舞うようになったのです。
その名残はレストラン内のいたるところで見ることができます。
まずは圧搾機や大きなワイン樽が並ぶ1階のダイニングエリア。
1階でつくられたワインやオリーブオイルは、2階の貯蔵所へと運ばれます。
その時に活躍するのがこちら。
レストランに入ってすぐ広がる吹き抜けの中2階部分の梁にある、大きな木製のクレーンです。
完成したワインやオリーブオイルは、このクレーンを使って一度2階に上げて保管され、出荷の準備が整うとまた1階へ運ばれていたようです。
こちらが貯蔵所となっている2階。
部屋のいたるところに、めいっぱい物が詰められた樽や籠が置かれています。ここでは出荷の準備や梱包も。そのために必要な道具もあるので、ぜひ探してみてくださいね。
続いてご紹介するのは、豪華客船S.S.コロンビア号で船旅に出航する人や、港で働く人たちに大人気のレストラン「ドックサイドダイナー」。
ここは、アメリカンウォーターフロントにある貨物ターミナルを改装してつくられたレストランなんです。
この貨物ターミナルを所有しているのは、S.S.コロンビア号を所有、運行している会社“U.S.スチームシップカンパニー”のオーナー、コーネリアス・エンディコット三世。
レストランの建物正面にも、その会社名が“UNITED STATES STEAMSHIP CO.”と大きく書かれています。
そんな店内には、貨物ターミナルとして稼働していた頃のまま、貨物が所狭しと積まれています。
さて、どのような貨物があるのでしょうか?
こちらに高く積み上げられたワイン樽をよーく見てみると・・・
“FRATELLI ZAMBINI“(イタリア語で“ザンビーニ兄弟”の意味)、
“VINO”(イタリア語で“ワイン”の意味)と書かれています。
そう、先ほどご紹介したザンビーニ兄弟のワインが、この貨物ターミナルから輸出されようとしていたのです!
行き先は、ブラジルのリオデジャネイロ。
イタリアだけでなく、ニューヨークを経由してリオデジャネイロにまで輸出していたなんて、さすが商売上手なザンビーニ兄弟ですね。
ザンビーニ兄弟が結ぶ、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」と「ドックサイドダイナー」の意外なつながり、いかがでしたか?
そうそう、人気のデリカテッセン「ニューヨーク・デリ」や、アトラクション「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」でも、ザンビーニ兄弟の存在を感じることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
>>「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」についてくわしくはこちら
※株式会社 明治は、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーとして「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」を提供しています。
>>「ドックサイドダイナー」についてくわしくはこちら
※山崎製パン株式会社は、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーとして「ドックサイドダイナー」を提供しています。
Sponsor Marketing Alliance Department Y.I. / Y.O.
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