小さな運河で楽しむ、こだわりの食の旅
2018年7月13日
みなさん、こんにちは。
“海”をテーマにした、世界でひとつだけのディズニーパークである東京ディズニーシー。
東京ディズニーシーにはさまざまな趣のある港がありますが、その中のひとつ、ロマンティックな南ヨーロッパの港町、メディテレーニアンハーバー。小道を抜けると・・・目の前に水の都ヴェネツィアさながらのロマンティックな風景が広がります。
“宮殿の運河”を意味するここ「パラッツォ・カナル」には、いくつもの橋がかかっています。
「ポンテ・デッラルティスタ」、“芸術家の橋”と名づけられたこの橋を渡った先にあるのは、画家の名前を冠したレストラン。
ジョヴァンニ・アントニオ・カナルは、ヴェドゥータと呼ばれる風景画を描いて名を馳せた18世紀の画家で、父親のカナルと区別するために“カナレット”という愛称で呼ばれていたそう。カナルはイタリア語で「運河」と同じ単語で、カナレットは「小運河」を意味しています。運河に囲まれた「リストランテ・ディ・カナレット」にぴったりの名前だと思いませんか?
レストランに入ると、まるでアートギャラリーのような雰囲気。ウェイティングエリアに飾られた肖像画の彼こそが、カナレットです。
ダイニングエリアにもカナレットの風景画が飾られ、食事だけでなく絵画も一緒に楽しむことができます。テラス席の外を流れる運河からは、ゴンドリエが歌うカンツォーネも聞こえてきます。優雅な気分に浸れそうですね。
さて、ここからはシェフのお話を交えて、すてきなメニューの数々をご紹介しましょう。
「レストランのあるパラッツォ・カナルのテーマ性を感じていただけるよう意識してメニューを開発しています。また、ゲストのみなさんの思い出に残るよう、見た目の楽しさにもこだわっているんですよ。カラフルな色合いや、ゴロゴロと大きくカットした具材、立体的な盛り付けなど、口に運ぶ前からワクワクした気持ちになっていただけたら嬉しいです。」
「“スパゲッティ・カルボナーラ”は試作を何度も繰り返したこだわりの一品です。添えられた大きなベーコンが目を引くでしょう?ポルチーニ茸をたっぷりと使用した、コクのある濃厚なソース。そのソースに合うように少し太めのスパゲッティを使用しました。」
「“ミッレリーゲ、ベジタブルのトマトソース”には色鮮やかな野菜をたっぷり盛り付けました。サンマルツァリアーノというイタリアントマトを使ったソースが、ショートパスタによくからみますよ。」
「ヴェネツィアの名物料理として有名なイカ墨パスタもご用意しました。“イカ墨のタリオリーニ、イカとムール貝とルッコラのトマトソース”はソースではなくパスタにイカ墨を使ったアレンジです。たっぷりの魚介とともにお楽しみください。ヘーゼルナッツは、実はイタリアが消費量世界一。“ヘーゼルナッツケーキとマスカルポーネアイス”にもたっぷりと使用していますよ。」
どのメニューもとってもおいしそう!でも、せっかくなら期間限定の味も楽しみたいですよね!
今なら、東京ディズニーリゾート35周年を記念したスペシャルセットが登場していますよ。
次々と運ばれてくる料理に、目も心も奪われてしまいそう!弾けるクラッカーをデザインした前菜、ソフトシェルシュリンプの味わいが濃厚なパスタ、35のトッピングが目を引くドルチェのセットはどれも祝祭感あふれた華やかな仕上がりですね。
パスタはグランドメニューからも選択できるので、先ほどご紹介したパスタでもお楽しみいただけますよ♪
「リストランテ・ディ・カナレット」といえば、大きな薪窯を思い浮かべる方も多いかと思います。
薪窯で1枚ずつ焼き上げるピッツァは1枚からでもオーダーできますよ。夏のテラス席でビールを片手にピッツァをシェア・・・なんて、カジュアルに楽しむのもおすすめです!
ちょっと背伸びしたエレガントな雰囲気の特別なお食事も、Tシャツのまま気軽に楽しむお食事も、どちらのシーンもかなえられる「リストランテ・ディ・カナレット」。
「ひとりでも多くのゲストを、キャスト一丸となってお迎えしたい!」シェフのそんな言葉が印象的でした。
みなさんもぜひ、異国情緒あふれる「リストランテ・ディ・カナレット」に遊びに来てくださいね。
Food Division Y.M.
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