愉快で楽しいトゥーンタウン♪
とある有名映画のキャラクターもお店を営んでいるらしい・・・!?
2016年3月17日
東京ディズニーランドのトゥーンタウンは、ミッキーをはじめとするアニメーション映画で活躍するキャラクターたちが住んでいる、愉快で楽しい街。
みなさんはこの街の左側に広がる、にぎやかなエリアをご存知ですか?
実はこちら、「ダウンタウン・トゥーンタウン」というさまざまな商業施設が集まっている場所なんです。
ここには、ディズニーの仲間たちが経営するさまざまな店やオフィスが並んでいます。
映画で活躍する彼らも、トゥーンタウンではそれぞれに事業をおこしています。
中には成功者もいれば、残念なことにうまくいかなかった者もいるようです。
今日はあの有名な映画に出演したキャラクターたちの商売をご紹介しましょう。
その映画とは、ディズニーの短編アニメーション『三匹の子ぶた』です。
まずは映画のおさらいから。長男のファイファー、次男のフィドラー、三男のプラクティカルの三匹の子ぶたたちはそれぞれ藁、木、レンガで家をつくりますが、藁と木でできた家はオオカミのビッグ・バッド・ウルフに吹き飛ばされてしまいます。
しかし、頑丈なレンガの家は吹き飛ばされることなく三匹は助かり、その後ビッグ・バッド・ウルフを撃退する、というお話ですね。
そんな子ぶたたちがダウンタウン・トゥーンタウンで経営するのは、どんな素材を使っても、予期せぬ風で吹き飛ばされることは決してない建物を建設する会社、「スリーリトルピッグ・コンストラクション・カンパニー」。
彼らは、あらゆる素材で理想の家づくりをしています。どうです?彼らにぴったりの職業でしょう?
実は、ミッキーが納屋をスタジオに改造する時も、この会社の助けを借りたのだとか。
窓に書かれたこの会社のモットーは“我々の価格は、あなたを吹き飛ばしはしません(驚いて飛び上がるほどの高額ではありません)”というだけあって、料金もとってもリーズナブル。
もし、トゥーンタウンで建設工事が行われていたら、それは彼らの手によるものなのかもしれませんね!
そして、その隣にあるのは、「ハフィン&パフィン・レッキング・カンパニー」。
ここは、ビッグ・バッド・ウルフの建物解体会社だったところです。というのも、彼は廃墟となった家や納屋を、得意のハフィン(ひと吹き)、パフィン(ふた吹き)で吹き飛ばして解体する仕事をしていたのですが、ある出来事をきっかけに、仕事の依頼がパッタリなくなってしまったのです。
勘のするどい方ならもうお分かりですね。そうです、その出来事というのが前述した「レンガの家を吹き飛ばせなかったこと」。
結果、解体事業から撤退せざるを得なくなってしまいましたが、彼の肺活量はその後の映画界で大変重宝されました。
なぜなら、アニメーションで風が吹き荒れるシーンを撮影するための風起こしで、彼の技能に勝る方法はなかったのです。
解体事業はうまくいかなかったビッグ・バッド・ウルフですが、特技を生かして大成功を収めているのですね!
トゥーンタウンを訪問される際はぜひ、誰がどんな商売をしているのか探しながら歩いてみてくださいね。
きっと今までとは違ったお散歩が楽しめると思いますよ。
Resort Creation Department S.N.
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