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【花と緑の散策】
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2018年2月26日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん！
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。
【ミクロビオータ：Microbiota decussata】
科名/属名：ヒノキ/ミクロビオータ 原産地：シベリア東部 見頃：12～2月
場所：「ショーベース」付近（トゥモローランド）
病害虫被害もほとんどなく、丈夫で育てやすいです。夏はやや暑がるので、西日の当たらない場所に植えましょう。肥料が好きなので、肥沃で水はけの良い土に植えるのがポイントです。
大変珍しい紅葉するコニファーです。12月頃から色づきはじめ、冬の間はチョコレート色をしています。もっと不思議なのは、普通紅葉した葉はそのまま落葉するものですが、この樹は春になると緑に戻ります。どういう仕組みなのでしょうか？
【ワシントニア：Washingtonia robusta】
科名/属名：ヤシ/ワシントニア 原産地：メキシコ北部 見頃：通年
場所：「スイスファミリー・ツリーハウス」付近（アドベンチャーランド）
丈夫で成長の早いヤシです。最初地面から葉だけが出てきて、なかなか大きくならないように感じます。でも地面から幹が出るようになると、あっという間に大きく成長します。
川の上流から「どんぶらこどんぶらこ」と流れてきた種が、この地にたどりつき芽を出しました。さすが「ど根性ヤシ」とも呼ばれるだけあって、ここは岩なので土はありませんが、水の中に根を伸ばし、必死でしがみついて生きています。ですので、とても取る気にはなれないのです。
【テーダマツ（実）：Pinus taeda】
科名/属名：マツ/マツ 原産地：アメリカ中西部 見頃：通年
場所：「蒸気船マークトウェイン号」乗り場付近（ウエスタンランド）
とても丈夫で成長も早く大木になります。陽樹なので日光を好みます。水も好きなのですが、根付いてしまえば心配いりません。厳しい環境をものともせずたくましく成長する頼もしい存在です。
日本のクロマツやアカマツは葉が2本セットで付いていますが、これは3本セットで付いています。マツボックリも大きいので、リース作りに向きますよ。
【ゴヨウマツ：Pinus parvifolia】
科名/属名：マツ/マツ 原産地：日本～朝鮮 見頃：通年
場所：「白雪姫のグロット」付近（ファンタジーランド）
日当たりが良く、水はけの良い土に植えます。大きくなりますが成長が遅いため、ある程度の大きさのものは、庭木として高価です。葉が5本セットで付くことから“五葉松”の名が付いたそうです。
普通は山岳地帯の岩場や盆栽としてのイメージが強いと思います。ですが、実は成長が遅く枝が暴れないので、その分樹形も乱れずいつまでも同じ樹形でいてくれる、ありがたい存在。管理する方は助かっています。
【シロタエギク：Senecio cineraria】
科名/属名：キク/セネシオ 原産地：ヨーロッパ 見頃：1～3月
場所：「アリスのティーパーティー」付近（ファンタジーランド）
パンジーと並ぶ冬花壇の代表品種です。日当たりと水はけの良い場所に植えます。耐寒性は強いですが耐暑性は弱いので、一年草として扱う方が良いでしょう。
キノコトピアリーの傘より下の部分はヘデラ・へリックスという植物で形作っています。傘の上部分は季節によって植え替えて華やかに作っています。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植えかえになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ