古き良きアメリカの街並みにイタリア料理のお店があるワケ
2017年8月28日
みなさん、こんにちは!
20世紀初頭のアメリカの街並みが広がるワールドバザール。
そのワールドバザールの東側にあることから名付けられたレストランが「イーストサイド・カフェ」、ということはご存知でしたか?
「イーストサイド・カフェ」で提供しているのはパスタを中心としたイタリア料理。
古き良きアメリカの街になぜイタリア料理のお店が・・・?と疑問に思う方も多いと思います。
実はそれには、こんな理由があるのです。
19世紀中頃から20世紀初頭にかけて、アメリカにはさまざまな国から移民がやってきました。
中でもイタリアからの移住者は多く、その中の一組、フィレンツェからやってきた移民の家族が、このお店のオーナーとなったのです。
一家は愛する祖国イタリアの雰囲気を、このレストランを通して人々と分かち合いたいと思っていました。
料理だけでなく、店内のあちらこちらにイタリアを感じる装飾があるのは、このようなお店の成り立ちが関係しているというわけです。
ほら、たとえばオーナー一家の出身地でもあるフィレンツェの街並みの風景画がこちらに。
ほかにも、イタリア周辺の古い地図も!
こちらには、イタリアのワインの名産地を描いた風景画も。
また、お帰りの際にはレジの後ろの壁にご注目を。
よくよく見てみると、果物をテーマにしたイタリア製の磁器皿コレクションが飾られているんです!
色鮮やかなデザインが、なんともイタリアらしいですよね♪
祖国であるイタリアへの思いをおもてなしに込めた「イーストサイド・カフェ」のオーナー一家。
お店を訪れた際には、店内に散りばめられたイタリアらしさを探してみるのも楽しいかもしれませんよ!
Resort Creation Department Y.K.
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