トゥーンタウンの噴水にまつわるエトセトラ
2017年4月27日
みなさん、こんにちは!
ギャグとユーモアがあふれる街・トゥーンタウンには、ゆかいな見どころがたくさんあります。
その中でも今日は噴水にスポットを当てて、そのおもしろさをじっくりとご紹介したいと思います。
そもそもこのエリアには、ふたつの噴水があることをご存知でしたか?
ミッキーや仲間たちの家が立ち並ぶミッキーアベニューにあるのは、ミッキーの噴水です。
・・・おや?噴水なのにたくさんの楽器がデザインされていますね。
これにはわけがあるんです。
ある日のこと、トゥーンタウンが正式に街として承認されたお祝いにミッキーは仲間を呼んでパーティーを開きました。
そしてパーティー中にミッキーは、楽器たちといっしょに自宅の前でコンサートを開催!さぞかし、優雅なひとときになったことでしょう!
・・・と思いきや、実はこのコンサートが水のトラブル続きだったんです。
演奏中にスプリンクラーが作動したり、雲ひとつない快晴だった空が急に嵐になったり、下水道が破裂したり、しまいには大洪水を引き起こしてしまったのです。
ですが、そこはさすがミッキー。そんな状況のなか、ミッキーはオーケストラの指揮をひとつも間違えることがありませんでした。
これを見ていたずぶ濡れの観客たちは、立ち上がって拍手喝采!
大洪水に巻き込まれながらも演奏を中断しなかったミッキーと彼の楽器たちの栄誉を称えるためにこの噴水が作られた、というわけなんです☆
そしてもうひとつの噴水がこちら。商業地区であるダウンタウン・トゥーンタウンにある、ロジャーラビットの噴水です。
この噴水で、彼はあるものの上に乗っているんですが、何に乗っているか分かりますか?
・・・そう、消火栓なんです!
かつてこの場所には消火栓があったのですが、ロジャーラビットのハチャメチャな行動で何度もなぎ倒され、そのたびに水が噴き出し、あたり一面が水浸しになっていました。
困ったトゥーンタウンの住人たちは緊急会議を開いて対策を話し合いました。
その結果、彼を称える噴水を作ろう!ということになったのです。
なぜ、ロジャーラビットを称える噴水を作ることになったのでしょうか?
それは、噴水にすれば倒れた消火栓から水が噴き出ていても美しく見えますし、さすがのロジャーラビットも自分を称える噴水の像に突っ込むことはしないだろう、という考えから生まれたアイデアなんです☆
今もこの噴水が破壊されずに残っているということは、どうやらこのアイデアは大成功だったようですね♪
そんなわけで、トゥーンタウンのふたつの噴水はデザインも、それぞれにまつわるストーリーも異なっているんです。
トゥーンタウンにいらっしゃった際には、ぜひ見比べてみてくださいね!
Resort Creation Department Y.K.
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