あなたはどれだけ知っている!?「ウエスタンリバー鉄道」の蒸気機関車たち
2015年7月14日
白い煙を吐きながら、走る蒸気機関車。こちらは東京ディズニーランドの「ウエスタンリバー鉄道」です。
さて、東京ディズニーランドに何台の蒸気機関車があるか、ご存知ですか?
・・・答えは4台です。今回はその4台を順番にご紹介します♪
まずは、真っ赤な車体が印象的な「コロラド号」。1枚目の写真もコロラド号です☆煙室前面に車体番号「53」のプレートを付け、前照灯にはたくましい雄ジカが描かれています!
力強い森林を思わせる、緑色の車体は「ミズーリ号」です。車体番号は「28」。前照灯には立派な滝のイラストがあしらわれています♪
鮮やかな赤とオレンジ色の車体が特徴的なこちらは「リオ・グランデ号」。初めに紹介した「コロラド号」と似た色なので、見分けがつかないときは、車体番号の「25」や前照灯のグリズリーベアのデザインで確認してみてくださいね♪
最後に紹介するのは青色の「ミシシッピ号」です。実は、この機関車だけデビューが遅く、デザインが異なっています。前照灯の形も違うことから、機関室の後ろに連結された炭水車にアメリカ西部らしいバッファローが描かれています。機関士たちは駅に停車中、この炭水車に水を補給しています。(・・・そうです、石炭は使っていないんです)
4台の機関車の名前はそれぞれ、アメリカ大陸を流れる大河から付けられていて、前面下部にあるスカートのような金属部が特徴的です☆
こちらはカウキャッチャー(排障器)と呼ばれ、牛などをなるべく傷つけずに退けるためのもの。アメリカの荒野を走る蒸気機関車には欠かせなかったようです。
実は、ウォルト・ディズニーは大の機関車好きとして知られています。
アメリカ中西部で暮らしていた少年時代から、ウォルトにとって機関車といえば心を躍らせるもので、その思いは大人になっても変わることはなく、むしろ高まっていきました。
自分へのご褒美として立派な電気機関車のおもちゃを買うだけでは飽き足らず、ついには自分の家の庭に鉄道を敷設してしまうほど!
そんなウォルトですから、テーマパークづくりを考えはじめた時から、鉄道は一番初めに構想に入れていたようです♪
ロサンゼルスのディズニーランドは7月17日に開園60周年を迎えます。ウォルト・ディズニーの夢を乗せた蒸気機関車は、60年前から変わることなく、たくさんのゲストにゆったりとした鉄道の旅をお届けしています☆
みなさんもぜひ、ウォルトの夢を乗せた蒸気機関車を体験してみてくださいね♪
>>東京ディズニーランド「ウエスタンリバー鉄道」についてはこちら
Resort Creation Department Y.I.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ