【花と緑の散策】

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2022年2月25日

東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん！
これからの季節にパークで見ることができる植物をご紹介します。

＜東京ディズニーランド＞

ヒカゲツツジの画像１

【ヒカゲツツジ：Rhododendron keiskei】

科名／属名：ツツジ科ツツジ属
原産地：日本
見頃：3月中旬～4月
場所：「白雪姫の願いの井戸」付近／ファンタジーランド

ツツジの中では珍しい、黄色に近いクリーム色の花を付けます。関東以西に分布し、湿気が多めで半日陰の場所が好きな植物です。夏の西日は苦手なので、西日が当たらない場所に植えてあげましょう。丈夫な性質で成長も遅く素敵な花も楽しめるので、条件が合えばご家庭のお庭にもおすすめの植物です。
春になると、ヒカゲツツジ、ユキヤナギ、フォッサギラ・マヨール、モクレン等の花が次々と咲き、白雪姫の願いの井戸のまわりでは、植物たちが静かに賑わい始めます。井戸で出会った王子と白雪姫も、春の訪れを喜んでいるかもしれませんね。

＜東京ディズニーシー＞

フチベニベンケイの画像1

フチベニベンケイの画像３

【フチベニベンケイ：Crassula ovata】

科名／属名：ベンケイソウ科クラッスラ属
原産地：南アフリカ
見頃：3月
場所：「スカットルのスクーター」付近／マーメイドラグーン

カネノナルキという名前の方が有名かもしれません。ちなみに、英名はdollar plantやmoney plant というそうです。英名の語源となった光沢のある丸い葉をもつ多肉植物で、冬にはかわいらしい花を咲かせてくれます。多肉植物の中では寒さに強く手間のかからない植物ですが、過湿は苦手なので水はけの良い土で育ててあげましょう。
私が幼少の頃は、玄関横などにカネノナルキの鉢が置いてあったり植えてある家をよく見ました。テカテカして丸くて肉厚の葉は、子どもの興味を引くには十分すぎる魅力がありました。マーメイドラグーンの各所には、海底王国をイメージした海藻やサンゴに似た魅力的な植物たちがいます。みなさんもぜひ探してみてください。

ここからは、ほかにも見頃を迎える植物の名前をいくつかご紹介します。
ご来園の際はぜひ、パークならではの風景といっしょに写真におさめてみてくださいね。

＜東京ディズニーランド＞

チューリップの画像1

【チューリップ：Tulipa sp.】

科名／属名：ユリ科チューリップ属
原産地：地中海沿岸、中央アジア
見頃：3月上旬
場所：「ピーターパン空の旅」付近／ファンタジーランド

【ユキヤナギ：Spiraea thunbergii】

科名／属名：バラ科シモツケ属
原産地：中国
見頃：3月中旬～4月
場所：「白雪姫の願いの井戸」付近／ファンタジーランド

＜東京ディズニーシー＞

ハナナの画像1

【ハナナ：Brassica campestris】

科名／属名：アブラナ科アブラナ属
原産地：ヨーロッパ
見頃：2月中旬～3月
場所：「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近／メディテレーニアンハーバー

【ユリオプスデージー：Euryops pectinatus】

科名／属名：キク科ユリオプス属
原産地：南アフリカ
見頃：11月～5月
場所：「サルタンズ・オアシス」付近／アラビアンコースト

いかがでしたか？パークにはたくさんの植物が植えられています。
気になる植物があったら、ぜひおしえてくださいね。

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※パークの状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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＞＞過去の【花と緑の散策】記事はこちらから

Engineering Division T.S.
Photos by K.H. / M.M.

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