東京ディズニーリゾートの大きな樹をご紹介♪
~東京ディズニーランド編~
2020年10月26日
東京ディズニーリゾートには、たくさんの樹木が植えられています。
今日はその中でも、みなさんが一度は目にしたことがあるのでは?という
東京ディズニーランドの大きな樹をいくつかご紹介します。
開園当時から植えられている樹もたくさんあるんですよ♪
開園当時からこれらの樹の育成に携わっている担当者のコメントも交えてご紹介していきますね。
【タブノキ:Machilus thunbergii】
科名/属名:クスノキ/タブノキ 原産地:日本~中国 見頃:通年
場所:「カリブの海賊」前(アドベンチャーランド)
アトラクション「カリブの海賊」の前にドドン!とひときわ存在感を放つこの大きな樹。
幹の太さはなんと3.5m以上。パークで一番太い樹なんですよ。
担当者のコメント:植えた時から一番太かったのに、ますます太くなりました!
【タイサンボク:Magnolia grandiflora】
科名/属名:モクレン科/モクレン属 原産地:北アメリカ 見頃:5~7月頃
場所:「クリスタルパレス・レストラン」付近(アドベンチャーランド)
パークで見られる樹木の中で、最大級の花の大きさを誇るタイサンボク。
春から初夏にかけて、大きな白い花を咲かせ、開花すると、とてもさわやかな香りがします。
開花の時期には、目をとめる方も多いのではないでしょうか?
担当者のコメント:
大きな花だけではなく、つやのある大きな葉も一年中楽しめます。
【メトロシーデロス:Metrosideros excelsa】
科名/属名:フトモモ/オオフトモモ 原産地:ニュージーランド 見頃:通年
場所:「ザ・ガゼーボ」付近(アドベンチャーランド)
真っ赤なブラシのような花を咲かせるメトロシーデロス。ニュージーランドでは、開花が夏のクリスマスの時期なので、「ニュージーランドクリスマスツリー」とも呼ばれているそうです。残念ながら、パークのメトロシーデロスは、まだ咲いたことはありません。
担当者のコメント:鹿児島県で育てられていたものを特別に譲っていただき購入しました。おそらく日本に最初に入ってきたメトロシーデロスだと思われます。
【ホルトノキ:Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus】
科名/属名:ホルトノキ/ホルトノキ 原産地:日本 見頃:通年
場所:クリッターカントリー入口
クリッターカントリーの入口にそびえる大きな樹。成長は遅いですが大木になり、かなり太くなります。花は白くふわふわしています。
担当者のコメント:
高さがあるとても大きな樹です。もっと南方に生息する木なので、開園当時ここに植えるのはかなりの冒険でした。枯らさないためにいろいろ工夫をしました。
【オリーブ:Olea europaea】
科名/属名:モクセイ/オリーブ 原産地:地中海沿岸 見頃:5~6月頃(花)/ 9~11月頃(実)
場所:プラザ周辺
「オリーブオイル」でおなじみのオリーブの樹。シンデレラ城前の広場にたくさん植えられているのですが、オリーブの樹だとお気づきでしたか?白い小さな花も咲かせるんですよ。クリスマスの時期には、ライトアップされた樹を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか?
担当者のコメント:
オリーブの樹はたくさん種類がありますが、オリーブは違う品種がないと実を付けません。ここには4種類植えられています。
いかがでしたか?
パークで遊ぶみなさんを見守るようにそびえ立つ大きな樹。これからも元気に大きく成長してほしいですね。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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健康と安全のための基本的な考え方については、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトをご確認ください。
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