【花と緑の散策】
2019年10月21日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーシーで見ることができる植物をご紹介します。
【アガベ・ベネズエラ(蕾):Agave desmetiana】
科名/属名:リュウゼツラン/アガベ 原産地:中米 見頃::9~10月
場所:「ジャスミンのフライングカーペット」付近(アラビアンコースト)
多肉植物なので過湿を嫌います。水はけのよい土に植えましょう。最初から地植えにしてあれば、夏の直射日光でも日焼けすることはないので、冬でもたっぷり日光に当ててください。
よく100年に一度花が咲く、と言われるのは、アガベ・ベネズエラの3倍はある「アオノリュウゼツラン」です。アガベ・ベネズエラも何十年に一度しか咲かないので珍しいのですが、見た感じから仲間内では「巨大アスパラガス」と呼んでいます。もちろん、食べることはできませんが。
【シロバナマンジュシャゲ:Lycoris × albiflora】
科名/属名:ヒガンバナ/リコリス 原産地:日本・中国 見頃:9~10月場所:「シーサイドスナック」付近(ポートディスカバリー)
球根が大きく、自然に分球して増えるので地植えが適します。日当たりと風通しのいい場所に、腐植質に富んだ水はけのよい土で植えます。根付いてしまえば水やりは不要ですが、極端に乾燥しないように管理します。
彼岸花(マンジュシャゲ)というと赤色を連想しがちですが、白色もあるんですよ。混ぜて植えれば紅白になって、おめでたい花と感じるかもしれませんね。
【プラタナス(実):Platanus ×acerifolia】
科名/属名:スズカケノキ/スズカケノキ 原産地:ヨーロッパ・アメリカ 見頃:10~11月
場所:「カフェ・ポルトフィーノ」付近(メディテレーニアンハーバー)
とにかく陽にあてます。日当たりさえよければ土質は選びません。ただ非常に強健で大きくなるので、広い場所が適します。成長も早くたちまち枝を伸ばすので、剪定して大きさと樹形を整える必要があります。
和名の通り、鈴みたいな実がぶら下がることから「鈴懸」なんだと思われることもありますが、山伏が着る衣「鈴懸」についているボンボンのようなものに似ていることから、こう呼ばれているようです。
【ハオルチア・スーパーゼブラ:Haworthia cv.】
科名/属名:ツルボラン/ハオルチア 原産地:南アフリカ 見頃:通年
場所:「フランダーのフライングフィッシュコースター」付近(マーメイドラグーン)
水はけのよい土に植え、半日蔭ぐらいの場所で管理します。多肉植物なので過湿はよくありませんが、比較的水が好きなので、週1ぐらいで水をやり、たまに霧吹きで空中湿度を調整してあげるといいでしょう。
名付け親はシマウマを連想して、「スーパーゼブラ」と命名したのだと思います。みなさんはどう思われますか?
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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ