【花と緑の散策】
2019年5月27日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。
【カワヅザクラ(実):Prunus × kanzakura cv. Kawaduzakura】
科名/属名:バラ/サクラ 原産地:日本 見頃:4~5月
場所:「ミニーの家」付近(トゥーンタウン)
日当たりが良好で風通しのいい場所に植えます。土質はあまり選びません。ソメイヨシノのように上に伸びずに、横に葉張るような樹形になります。それほど大きくならないので、個人の庭にも植えられます。
一般的なサクランボのほかに、オオシマザクラも食べられるサクランボとして有名です。写真のカワヅザクラの実もいかにもおいしそうですが、酢っぱ苦くて食べられません。
【アリウム ザーミン:Allium cv.】
科名/属名:ユリ/ネギ 原産地:中央アジア 見頃:5月
場所:「グーフィーのペイント&プレイハウス」付近(トゥーンタウン)
日当たりが良好で水はけのいい場所に植えます。腐植質の多い土が適しています。過湿が苦手ですが、極端な乾燥も嫌うので、特に生育期には水やりに注意しましょう。
有名なギガンチュームと違って小さい品種です。大型種はなかなか分球せず増やすのが大変ですが、小型種は割と簡単に分球で増やせます。ネギやニンニクの仲間なので、咲きがら(咲き終わってしぼんだもの)取りのときなど同じ匂いがします。
【マンデビラ:Mandevilla × amabilis cv.】
科名/属名:キョウチクトウ/マンデビラ 原産地:メキシコ~アルゼンチン 見頃:5~8月
場所:「スクウィーザーズ・トロピカル・ジュースバー」付近(アドベンチャーランド)
日光が大好きです。日当たりが悪いと花がつかなくなるだけでなく、葉も黄色っぽくなってきます。水はけがよく肥沃な土に植え、長期間花が咲くので緩効性の肥料を土にすき込むとよいでしょう。
もともと多年草なので大きく育てれば根も茎も太くなり丈夫なのですが、日本では屋外で冬を越すのは難しいです。どうしても一年草のような使い方になってしまいますが、ピンチ(摘芯)を繰り返して樹姿を整えると同時に、花数を増やしましょう。
【セイヨウサンザシ:Crataegus oxyacantha】
科名/属名:バラ/サンザシ 原産地:ヨーロッパ 見頃:5月
場所:「トゥモローランド・テラス」付近(トゥモローランド)
水はけがよく日当たり良好な場所を好みます。成長が遅いので小さいうちは鉢植えにできるほどで、庭植えにしてもほとんど剪定は不要です。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ