【花と緑の散策】
2018年12月13日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。
【イイギリ(実):Idesia polycarpa】
科名/属名:イイギリ/イイギリ 原産地:日本・台湾・朝鮮半島 見頃:11~12月
場所:「スイスファミリー・ツリーハウス」入口付近(アドベンチャーランド)
雑木林などに自生する落葉高木です。日向が適しますが、半日陰にも耐えられます。肥沃で湿潤な土を好み、耐寒性が弱いので関東以南が向いています。
落葉した後も赤い実が残り、冬晴れの青空にとても映えます。エサの少ない時期に実が残るので小鳥たちの大好物です。人が食べても毒ではないようですが、小さい種がたくさん入っていて、苦くておいしくないそうです。
【クウシンサイ:Ipomoea aquatica】
科名/属名:ヒルガオ/サツマイモ 原産地:東南アジア 見頃:11~12月
場所:「グーフィーのペイント&プレイハウス」付近(トゥーンタウン)
真夏の暑さをものともせずに成長し、どんどん大きくなります。日当たりと風通しのいい場所に植え、肥料切れに注意しましょう。サツマイモと同じで蔓(つる)が地面についたところに根を張るので、たまに思いきり切り戻すとよいでしょう。
クウシンサイは実は本名ではありません。日本名はエンサイまたはアサガオナというそうです。アサガオみたいな花が咲くのでこの名前があります。とても風流な名前ですね。
【ロマネスコ:Brassica oleracea sp.】
科名/属名:アブラナ/アブラナ 原産地:地中海沿岸 見頃:11~12月
場所:「グーフィーのペイント&プレイハウス」付近(トゥーンタウン)
日当たりと風通しのいい場所に植えます。土に元肥と苦土石灰(くどせっかい)を混ぜてください。耐暑性が弱いので真夏には向きません。害虫被害が大きいので、虫がいなくなる冬栽培の方がよいでしょう。
ブロッコリーともカリフラワーともつかない独特の食感です。味も濃く大変おいしいのですが、生産が難しいのか単価が高いのが難点です。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植えかえになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ