【花と緑の散策】
2016年5月24日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーシーで見ることができる植物を担当者のコメントとともに紹介します。
【バウヒニア:Bauhinia blakeana】
科名/属名:マメ/バウヒニア 原産地:中国南部 見頃:5~6月
場所:フランダーのフライングフィッシュコースター付近(マーメイドラグーン)
葉の形が羊の蹄に似ているので、羊蹄木(ヨウテイボク)と呼ばれています。また、香港の花に指定されているように熱帯花木の一員です。ですので寒さに弱いのかと思いきや、不思議と低温による被害はありません。
【アカドラセナ:Cordyline australis var. Atropurpurea】
科名/属名:リュウゼツラン/コルディリネ 原産地:ニュージーランド 見頃:5~6月
場所:トロピック・アルズ付近(ロストリバーデルタ)
葉が緑色の種類もあり、そちらは造園材料としてよく使われています。ですが、突然枯れることがあるとか・・・。こちらの赤葉はそういうことがないので、安心して育てていけそうです。
【ドドネア:Dodonaea viscosa var. purpurea】
科名/属名:ムクロジ/ドドナエア 原産地:ニュージーランド 見頃:通年
場所:キングダムブリッジ付近(アラビアンコースト側)
夏に付く実は平たく、不思議な形をしています。だからでしょうか、和名をハウチワノキ(羽団扇の木)といいます。なんだか涼しそうな名前ですよね。年間を通して見どころのある、とてもおもしろい樹木です。
【テイカカズラ:Trachelospermum asiaticum var. intermedium】
科名/属名:キョウチクトウ/テイカカズラ 原産地:日本 見頃:通年
場所:アブーズ・バザール付近(アラビアンコースト)
1つひとつの花は小さくて目立ちませんが、スクリューみたいな形の白い花を全体にみっしり付けるので、シーズン中は見ごたえがあります。テイカカズラの漢字名は『定家葛』と書き、歌人・藤原定家の伝説に基づいてつけられたといわれているんですよ。
【バラ“スーパースター”:Rosa“Super Star”】
科名/属名:バラ/バラ 原産地:ドイツ 見頃:5~6月
場所:キャラバンカルーセル付近(アラビアンコースト)
とても大きくなるので、切り花用品種として大変人気があります。フルーティーな香りがするので「トロピカーナ」とも呼ばれています。
上記、バラ名について2016年5月24日付では、“ミスターリンカーン”と紹介していましたが、内容に一部、誤りがございました。上記の通り、訂正し、お詫び申し上げます。
(2016.6.21 訂正)
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※パーク状況によって、予告なく植物が植えかえになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I.
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