【花と緑の散策】

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東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物を担当者のコメントとともに紹介します。


「フロンティア・ウッドクラフト」付近のハクショウの画像
 

【ハクショウ(白松):Pinus bungeana】
科名/属名:マツ/マツ 原産地:中国 見頃:通年 
場所:フロンティア・ウッドクラフト(ウエスタンランド)


耐寒性・耐暑性があり乾きにも強いですが、典型的な陽樹*なので、日当りの良い場所に植えます。成長は遅いですが原産地では30mになるものもあります。
中国では神聖なる木として大事にされているようです。以前パークで植えた時は、あまりうまく成長しなかったので、今回は特別な想いで育てています。

*陽樹【ようじゅ】 陽光が十分に当たる場所で育つ樹木


「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」付近のアリゾナイトスギの画像
 

【アリゾナイトスギ:Cupressus arizonica】

科名/属名:ヒノキ/イトスギ 原産地:アリゾナ~メキシコ 見頃: 通年
場所:ウエスタンランド・シューティングギャラリー(ウエスタンランド)
日当りと水はけの良い場所に植えます。寒さには強いのですが、日本の高温多湿は苦手です。大きくなる植物なので、適度に剪定(せんてい)をして、大きさを調整しています。
放っておけば15m以上にもなる植物ですが、そのままキレイな三角錐に育つので、形の維持はかんたんです。ブルーグレーの葉色とキレイな樹形がウエスタンランドにはピッタリです。

 

 

「シアターオーリンズ」付近に咲くツワブキの画像
 

【ツワブキ:Farfugium japonicum】
科名/属名:キク/ツワブキ 原産地:日本 見頃:11~12月
場所:シアターオーリンズ(アドベンチャーランド)


半日陰*にも耐えられますが、真夏の強い光は苦手です。腐植に富んだ水はけの良い土に植えます。強い植物なので病害虫被害はほとんどありません。
葉の表面はクチクラ層というツヤツヤした物質で覆われ、裏側は細かい毛が生えて、潮風や強風から身を守っています。このクチクラ層は英語だと「キューティクル」といわれるそうです。

*半日陰【はんひかげ】数時間日が当たる場所
 

トゥーンタウン入口付近に咲くチェイランサスの画像
 

【チェイランサス・シュガーラッシュMIX:Erysimum cheiri】
科名/属名:アブラナ/エリシム 原産地:南ヨーロッパ 見頃: 12~3月
場所:トゥーンタウン入口付近(トゥーンタウン)


普通のチェイランサスは、低温で日が短くならないと花が咲きません。でもこの新品種は低温感応性がなく、“日が短い”という条件だけで花芽を付けるので、秋から花を楽しむ事ができます。
真夏の暑さは苦手ですが、寒さには強いので冬の花壇を彩ります。また、この品種は低温感応がないので早い時期から植え付けられます。  

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 ※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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>>過去の記事はこちらから

 

Engineering Division Y.K.
Photo by Y.I.

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