【花と緑の散策】

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2013年11月21日

東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん！
今の季節に東京ディズニーシーで見ることができる植物を担当者のコメントとともに紹介します。

「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近に咲くポインセチアの画像

【ポインセチア：Euphorbia pulcherrima】
科名/属名：トウダイグサ/ユウフォルビア　原産地：メキシコ　見頃： 11～12月
場所：ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ付近（メディテレーニアンハーバー）

日当たりを好むので屋外か窓辺に置きますが、冬は窓辺だと温度が下がり過ぎて傷んでしましいます。あまり水をやりすぎないよう管理し、受け皿に水がたまらないように気を付ける必要があります。でも乾かし過ぎると葉を落としてしまうので、注意が必要です。
熱帯植物なので冬の寒さが苦手です。霜には全く耐えられませんし、寒風に当たっても葉が傷みますので、クリスマスに屋外で使うのは大変です。
東京ディズニーランドのワールドバザールにあるクリスマスツリーの下のポインセチアは、頻繁に温室の鉢と入れ替えをおこなって、いつも美しい状態を保つようにしています。

「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近に咲くフユサンゴの画像

【フユサンゴ：Solanum pseudcapsicum】
科名/属名：ナス/ナス原産地：ブラジル　見頃：11～12月
場所：ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ付近（メディテレーニアンハーバー）

日当りと水はけを好みます。丈夫な植物ですが、肥料が切れると実付きが悪くなります。実の色が緑→黄色→橙と変化して、色いろんなカラーが楽しめます。花ではありませんが、可愛らしい実と、変化する色が冬の時期を彩ってくれます。特に実の色が変わるので、1本で同時に色々いろいろな色の実を楽しむ事が出来ます。

「カスバ・フードコート」付近に咲くシャコバサボテンの画像

【シャコバサボテン：Schlumbergera × buckleyi cv.】
科名/属名：サボテン/カニバサボテン　原産地：ブラジル　見頃：11～12月
場所：カスバ・フードコート付近（アラビアンコースト）

水はけが良い培養土に植え、風通しの良い場所に置きます。サボテンですが真夏の暑さと直射日光を嫌うので、半日陰の涼しい場所で管理して下さい。短日植物*なので室内に置いておくと花付が悪くなります。
丁度この時期に咲くのでクリスマスカクタスとも呼ばれ、ポインセチアと共に、クリスマスのお花の定番です。しかもポインセチアより寒さに強いので、使い勝手は抜群です。

*短日植物【たんじつしょくぶつ】.一日のうち昼が短いとき（夜が長いとき）に開花が促進される植物。秋に咲くものに多い。

「ゴンドリエ・スナック」付近に咲くヤリゲイトウの画像

【ヤリゲイトウ：Celosia cristata var.childsii】
科名/属名：ヒユ/ケイトウ　原産地：熱帯アジア　見頃：11月
場所：ゴンドリエ・スナック付近（メディテレーニアンハーバー）

日当りと水はけの良い場所に植えます。真夏でも弱らず生育するので、あまり雨が降らなかった場合はお水をあげてください。またアブラムシやヨトウムシの害が出るので注意して下さい。ケイトウは色々な種類が有り、花色も豊富ですが、夏の花のイメージが有ります。でも、このヤリゲイトウはかわいい形と色から、ススキと共に秋の今頃にピッタリです。

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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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