【花と緑の散策】
2013年7月25日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今回は、東京ディズニーリゾート30周年特集として、植物の成長を過去の写真とともに紹介します。
【タブノキ:Machilus thunbergii】 太さが1番!
科名/属名:クスノキ/タブノキ 原産地:日本~中国
場所:カリブの海賊前(アドベンチャーランド)
秋田以南に自生し、非常に丈夫で成長も早いタブノキ。豊かで深い土壌と日当りを好みます。オープン当時に植えた時は、形は良かったのですが特別大きい方でもなく、普通の木でした。それが30年たった今、パークで1番太い木に成長しました!わたしたちの愛情のかけ方が良かったのかもしれませんね♪
【ヤマモモ:Myrica rubra】 群植刈込
科名/属名:ヤマモモ/ヤマモモ 原産地:日本~中国
通年場所:グランドサーキット・レースウェイ前(トゥモローランド)
日当りが良く豊かで深い土壌を好みます。7月頃に真っ赤な小さい実を鈴なりにならせ、甘酸っぱくておいしいのでそのままでもジャムにしても食べられます。群植刈込とは、何本かの木をまとめて植えてひとつの形を作りだす手法です。植えた時は何だか分りませんが、今はキレイなインゴットの様な形になっています。
【シンデレラ城前プラザ周辺の植物の成長】
植栽の役割として、景観の向上・癒し効果・緑陰の提供などの他に、テーマパークならではの役割があります。パーク内から外の現実的な建物などを見えなくしたり、テーマランドごとの目隠しをしたりするのです。この撮影場所はトゥモローランドの橋です。オープン後数年はまだ樹木が小さく、アドベンチャーランドが見えてしまっていましたが、今ではしっかりと南国の塔やジャングルの建物を隠し、テーマパークの景観づくりに一役買ってくれているんですよ。
—————————————————
※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
—————————————————
>>過去の記事はこちらから
Engineering Division Y.K.
Photo by Y.I.