「今度はどんな曲を書こうかな」オル・メルは、波のリズムにあわせて
イマジネーションをふくらませますが、
なかなかいいメロディーが浮かんできません。

オル・メルに声をかけるダッフィー。「ねぇ、空を⾒て！星がいっぱい！」みんなで肩を寄せ合いながら、ふと⾒上げると
星が降ってきそうな夏の夜空が広がっています。

「星をつなぎあわせてみて！あれはチョウよ！」リーナ・ベルがそういうと、
みんなつぎつぎと形を⾒つけていきます。「あれはバレエシューズね」ステラ・ルーは⽬をきらきらさせています。「星をつなげたら船がつくれそうだよ」ダッフィーは空に向かって⾔いました。

ポロロン・・・♪ならんで星空を眺めていたオル・メルが、
ウクレレを奏ではじめました。「星をつなぎあわせていたら、
楽譜が⾒えてきたんだ！」やさしい演奏と歌声にのせて、
ステラ・ルーも踊りだします。オル・メルのメロディーで、
夏の星空とみんなの笑顔が、
よりいっそうかがやきました。