ユリノキは、高さ40メートルにもなる落葉高木。日本人にもなじみの深いモクレンの仲間です。日本では花がユリに似ていることからこの名が付きましたが、海外では花をチューリップに見立て、チューリップの木と呼ばれています。花が咲くのは初夏ですが、もう一つのお楽しみが秋の紅葉。半纏のようなカタチと表現される個性的な葉をやわらかな金色に染め、クリッターカントリーの田園風景を彩ってくれます。
大きなゆったりとした風情で風に揺られるユリノキは、パークでは数少ない紅葉を楽しめる木です。春は新緑を届け、初夏には花で華やぎを添え、夏にはたくさんの葉が茂って木陰をつくり、秋には美しい紅葉を楽しませ、冬は葉を落として暖かな日差しを根元まで届ける…。アメリカ南部の田舎の素朴でのんびりした田園風景に、ピッタリの樹木なのです。
- ウエスタンリバー鉄道がすぐ横を通る絶好のタイミングを狙って、背景に入れてみましょう。春には新緑の撮影にも挑戦してみてください。
